Apache2.2を入れてみる
第九回
2005年12月にHTTPサーバのApache 2.2.0がリリースされた.
自分は,FedoraCore4にはじめから入っていたApache 2.0.54を使っていたが,
先日mod_rubyをインストールしようとして失敗したように,
DSOが有効になっていなかったので,これを機に入れ替えることにした.
Apache 2.2.0をhttp://www.apache.jp/misc/download.htmlからダウンロード。その後、以下の手順でインストールした。
$ tar zxvf httpd-2.2.0.tar.gz $ cd httpd-2.2.0 $ ./configure --enable-mods-shared=most --enable-suexec \ --with-suexec-docroot=/var/www/ --enable-ssl=static \ --enable-cache --enable-disk-cache --enable-mem-cache \ --enable-proxy --enable-proxy-blancer $ make $ su % make install
インストールには,以下のサイトを参考にさせていただいた.
また,./configure のオプションについてだが,DSOを有効にしつつとりあえずほとんどのmoduleをインストールするために,--enable-mods-sharedに"most"を指定した.さらに,--enable-cache --enable-disk-cache --enable-mem-cache でApache 2.2.0で強化されたドキュメントキャッシュ機能を使えるようにし,最後に,--enable-proxy --enable-proxy-blancer で負荷分散のためのロードバランス機能を使えるようにした.
# 使えるようにはしたが,使うだろうか・・(謎
とりあえず、今はApache 2.2.0とApache 2.0.54が共存している。
RubyでWebサービスを作るときには2.2.0を使うことにしよう。
おしまい