VMware Player で Fedora Core 4 を使う

第二回


研究室から借りているノートPCにVMware Playerをインストールした.
目的は,この中にLinux環境を作ってそこでRubyをいじりまわしたいということ.

以下のサイトを参考にさせていただいた.ありがとございます.

Fedora Core 4

FedoraCore4はDVDイメージとして,http://fedora.jp/modules/download/の適当なミラーサイトからfedora/core/4/i386/iso/へ進み,FC4-i386-DVD.isoをダウンロードして使った.
方法は,ほぼしげふみさんの方法と同じなのだが,違う部分は,

  • OSがFedoraCore4
  • guestOSの記述

かな?

VMware設定ファイル記述

VMwareの設定ファイルの内容は以下のとおりになっている.

config.version = "8"
virtualHW.version = "3"
memsize = "768"
ide0:0.present = "TRUE"
ide0:0.fileName = "FedoraCore4.vmdk"

ide1:0.present = "TRUE"
ide1:0.fileName = "auto detect"
ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
# ide1:0.fileName = "C:\usr\VMware_FedoraCore4\FC4-i386-DVD.iso"
# ide1:0.deviceType = "cdrom-image"
floppy0.fileName = "A:"
ethernet0.present = "TRUE"
ethernet0.connectionType = "nat"
usb.present = "TRUE"
sound.present = "TRUE"
sound.virtualDev = "es1371"
displayName = "Fedora Core4"
guestOS = "other26xlinux"
nvram = "FedoraCora4.nvram"
scsi0:0.redo = ""
ethernet0.addressType = "generated"
uuid.location = "56 4d 68 ac cc 82 65 e1-47 29 62 1c 35 a2 79 b5"
uuid.bios = "56 4d 68 ac cc 82 65 e1-47 29 62 1c 35 a2 79 b5"
ide1:0.autodetect = "TRUE"
ethernet0.generatedAddress = "00:0c:29:a2:79:b5"
ethernet0.generatedAddressOffset = "0"
checkpoint.vmState = ""
tools.remindInstall = "TRUE"
ide0:0.redo = ""

ちなみに,#で始まる行はコメントアウトで無視される.
初めての起動の際には7行目を

# ide1:0.fileName = "auto detect"
# ide1:0.deviceType = "cdrom-raw"
ide1:0.fileName = "C:\usr\VMware_FedoraCore4\FC4-i386-DVD.iso"
ide1:0.deviceType = "cdrom-image"

というように記述し,DVDイメージファイルを起動時に読み込むようにする.
2度目以降の起動時には元に戻す.こうすることでVMware実行時にもCD/DVD Driveを有効に出来る.

あ,vmdkファイルの名前を

ide0:0.fileName = "FedoraCore4.vmdk"

のように適切に変更するのを忘れないように.

VMware初期起動

そしてVMware Player起動.なにやらidentifier keyを作るかどうか?みたいなのを聞かれたのでCreateを選んでおいた.

あとは,画面の指示に従ってFedoraCore4をインストールする.
最初の画面では,

boot: linux

としてを押す.

CD check

最初はDVDイメージのチェックが出来るようだ.
大丈夫と分かっている場合はSkip,心配ならTestしよう.

言語

次に,使用言語などを決める.
英語はとんとダメ.日本語も結構怪しいが,ここは素直に日本語を選択.

インストールの種類

簡単に言えば,FedoraCoreの使い方.
自分はRubyなどプログラムをいぢりたいのでワークステーションを選択.
本当は,いるやついらないやつをカスタムで選んだ方がいいんだろうが,めんどうなのでまた今度.

パーティションの設定

パーティションとは,記憶ディスクの分け方.
自動パーティション設定と手動パーティション設定があるが,Disk Druidを使用して手動パーティション設定の方を選択.
このとき,パーティションテーブルが壊れています.初期化しますか?見たいな事を聞かれる.ここはしげふみさん曰く,初期化されるのはVMware内でのことなので初期化を選ぶ.


パーティションの設定の一例として自分は以下のように分けた.

/boot → 100MB(固定容量)
swap → 512MB(固定容量)
/ → 残り全部

タイムゾーン

生まれも育ちも日本なので,アジア/東京を選択.

rootアカウント

自分に合ったパスワードを設定する.

インストールするパッケージグループ

ここでは,カスタマイズを選んで自分に合ったものをインストールするが,自分はOpen Officeやゲームを除外しただけなので,デフォルトのままでも大丈夫だろう.

install

パッケージの依存関係をチェックした後,次へを選択するとインストールできる.


こんな感じだろうか.
おしまい