Yahoo! JAPANから検索できるYahoo! PipesのSources Moduleを作ってみました

第三十九回

前回Yahoo! Pipesを使ってみたのですが,いかんせんアメリカのサービスなので日本の情報を扱いづらいです.例えば,入力として最初から使えるSources Moduleが,

の五つで,日本のサービスは一つもありません.Fetchは任意のURLを読み込むことができますが,結果にRSSを発行するURLしか使えません.
というわけで,Yahoo! Search Moduleがyahoo.comの検索エンジンを利用した結果を返すので,Yahoo! JAPAN検索エンジンの結果を利用できるModuleを作ってみました.
http://pipes.yahoo.com/pipes/8vYTscq92xG94_rL0kqv4w/
しかし,Yahoo! JAPANの検索結果はRSSではないので,たたみラボ-Tatami LabsさんのYahoo!検索結果からRSSを生成するWebサービスを利用しました.
とはいえ,これをただ実行してもあまり意味がないので,CloneやCopyをして独自のPipeに組み込んでみると結果が変わっておもしろいかもしれません.

注意点

デフォルトで使えるYahoo! Search Moduleには,検索対象のサイトを絞り込むためのURLフィールドがあり,フィールドが一つに対して他のModuleから複数のURLを読み込むことできますが,Yahoo! JAPAN Searchでは一つのフィールドに対して一つのURLしか与えることができません.複数のURLで検索対象サイトを絞り込みたい時は,直接中身にフィールドを追加してください.

まとめ

Mash up(混ぜる)」をたくさんすることを表す新しい造語として「Beat up(泡立てる)」を提案します!(イキナリ
知り合いは「Vapor Up(蒸発する)」がいいと言っていましたが.